みなさん、こんにちは!しゃちほこです!
この間、友達と就活の話をしていたら
「1dayインターンシップって時間の無駄だし、意味ないよね」
って言われちゃったんだ・・・。
それはショックだよね。
確かに、1dayインターンシップはデメリットもあるけれど私は工学部生に合ってると思っているよ。
「1dayインターンシップなんて意味ない」
「1日で学べることとかないじゃん(笑)」
「1dayインターンシップは長期インターンシップに行けないやつが行くものだよね」
これは全て私が友人から言われた言葉です。
同じようなことを周りから言われたことがある方も多いのではないでしょうか?
このようなことを言われると、1dayインターンシップに参加するのやめようかな、と不安な気持ちになってしまいますよね。
しかし、安心してください。
1dayインターンシップもポイントを押さえれば有益な時間になります。
そもそも完全に無駄なコンテンツを企業が提供することはほぼないですからね。
今日は1dayインターンシップについてもやもやした思いを抱えたあなたへ、15社以上の1dayインターンシップに参加した私が考えることをお伝えします。
この記事でわかること
- 効率的に就活を進めたい人ほど1dayインターンシップを活用すべき
- 早期内定を獲得したい人は1dayインターンシップには向かないかも?
- 1dayインターンシップに参加する時の目標の立て方
・・・,etc.
私のもっと詳しいプロフィールはプロフィールページを見てくださいね!
「1dayインターンシップは意味ない」と言われる理由
最初に、1dayインターンシップが意味ないと言われてしまう理由を見ていきましょう。
そもそもさ、インターンシップ自体はどういうものなの?
インターンシップっていう言葉ばかり飛び交っているけれど、どういう意味で使っているの?
インターンシップとは、就業体験を通じて、仕事や企業、業界、社会への理解を深めることができる制度のこと。数日間のものから1カ月以上にわたる長期のものまで実施期間はさまざまですが、社会に出る前にビジネスの現場を体感できる機会になります。
https://job.rikunabi.com/contents/internship/8973/
社会に出る前の仕事体験だと思えばOK!
インターンシップの定義だけ見ると、別に1dayだろうが長期だろうが同じようなイメージがしますよね。
ではなぜ1dayインターンシップは意味ない!!とこれだけ言われてしまうのでしょうか?
その理由は大きく分けると次の2点だと考えます。
- 比較的内容が薄い
- 早期選考につながる可能性が低い
詳しくは1dayインターンシップのデメリットの部分で解説します。
インターンシップの定義や1dayインターンシップが意味ないと言われる理由が大まかにわかったところで、1dayインターンシップの具体的なメリット・デメリットの紹介にいきたいと思います。
1dayインターンのメリット・デメリット
ではここからは15社以上の1dayインターンシップに参加した私が1dayインターンシップのメリット・デメリットについて考えたいと思います。
最初に結論を簡単にお伝えすると以下のようになります。
それでは、メリット・デメリットを1つずつ一緒に見てみましょう!
1dayインターンシップのメリット
私が考える1dayインターンシップのメリットは次の4点です。
グループワークの練習ができるっていうのが特に気になるかも!
短時間で業界研究・企業研究ができる
1つ目のメリットは短時間で業界研究・企業研究ができることです。
要は短時間で効率的に就活を進められるということですね。
忙しい工学部生にはもってこいだね!
1dayインターンシップの内容は業界の説明や企業説明が含まれていることがほとんどです。
自分で本やインターネットを見ながら業界研究や企業研究をする時間がない工学部生にはほんとうにおすすめです。
また、同じ業界で違う企業の1dayインターンシップに参加すると、違う角度から切り取った業界研究が聞けるので面白いですよ◎
企業の方と話すのに慣れる
既にインターンシップなどに参加したことがある方はわかると思いますが、企業の方と話すのって意外に緊張しませんか?
私は最初、緊張で思うように企業の方に質問できませんでした・・・
インターンシップで企業の方と話すのは、アルバイトの時に大人の方と話すときよりも断然緊張するはずです。
どっちも大人と話すことに変わりないじゃん。
そんなに緊張度合いが変わるかな?
やっぱり企業の人に見られている!っていう意識があると緊張するね。
インターンシップで出会う企業の方は、もしかしたらずっとお世話になる上司になるかもしれない人です。そう考えると一気に緊張感が増してしまいますよね。
ただでさえ企業の方と話すのは緊張するのに、初めて参加するインターンシップが大本命の企業だったらどうなってしまうでしょう?
私なら緊張でガチガチになっちゃいそう。
自分が行きたい本命の企業のインターンシップにいきなり参加して、緊張のあまり企業の方とお話できないのではもったいないです!!
1dayインターンシップで企業の方と話す練習をする。そんな目的で1dayインターンシップに参加しても良いのではないかと私は思います。
グループワークの練習ができる
次はグループワークの練習ができるという点です。
グループワークってどんなことするの?
与えられたお題を4~6人のグループで考えて発表するのが多いかな。
グループワークでは、与えられたお題に対して、20分ほどでグループの考えをまとめて発表するものが多いです。実際に私が経験したことがあるグループワークの内容は次の通りです。
- 企業から提示された架空の人物のキャリアを考えよう
- グループのメンバーがそれぞれどの職種に適しているかをまとめて発表しよう
- 美容院の売り上げを上げるためのプランを考えてプレゼンしよう
- 架空の新商品のPRポイントを探して社長にプレゼンしてみよう
思ったよりもいろいろな内容のグループワークがあるんだね!
でもこれ練習する必要ある?
本選考でグループワークを課す企業もあるからね。
絶対練習した方が良いよ!
本選考でグループワークがあると言われても、内容が毎回違うのに練習する必要なんてあるかなぁ?と思っているそこのあなた!
グループワークを練習するべき理由を見てみてください!
- 自分がグループでどの立ち位置になりやすいかがわかる
- 癖の強い就活生と対峙できる
まず最初に、グループワークの経験を積むことで、自分がグループでどの立ち位置に向いているかがわかるようになってきます。
- リーダーとして話し合いを引っ張るのに向いている
- 書記として意見をまとめるのに向いている
- アイディアマンとしてたくさん意見を出すのに向いている
このように、自分の適性がわかることで、本選考のグループワークで自分の力を発揮しやすくなります。自分の適性を把握するためにも、インターンシップのグループワークではぜひいろいろな役割にチャレンジしてみてくださいね◎
なるほど。これは納得の理由だね。
でもさ、癖の強い就活生ってそんなにいる?
想像以上にいるんです!笑
私がこれまでに出会った癖の強い就活生にはこんな人がいました。
- 超絶早口でマシンガントークを繰り広げる就活生
(早口過ぎて何を話しているかがわからない) - 自分の意見が通らない途端、不機嫌になる就活生
- 地蔵のように静かで全く話さない就活生
恐らくこのような就活生と本命の企業の本選考で会ってしまったら、パニックになってしまうと思います。
早いうちにいろいろな就活生と出会っておくことで、本選考に自信をもって進めること間違いなしです!
選考がない場合が多く参加しやすい
最後のメリットは選考の少なさです。
1dayインターンシップは選考がない場合が多いです。
私は選考がないインターンシップに参加する一番のメリットは次のように考えています。
申し込んだインターンシップすべてで選考落ちになるリスクを避けることです。
インターンシップの選考って想像以上に倍率が高いんです。
大手のインターンシップだと10倍以上になることも全然あります。
大手の長期インターンシップばかり申し込んでいると、全部選考で落ちてしまった。結局インターンシップに参加できない!という事態が起こりかねません。
頑張っていっぱい申し込んだのに、結局インターンシップに参加できないなんて辛すぎる!
インターンシップに参加できないというのはあまりに痛手だしね。
少なくとも1つでもインターンシップに参加する経験が欲しい方は、選考がない1dayインターンシップにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
思いもよらない出会いがあるかもしれませんよ?
1dayインターンシップのデメリット
続いて、1dayインターンシップのデメリットについて考えましょう。
それでは1つずつ一緒に見ていきましょう!
内容が薄い場合も多い
やはり1dayインターンシップの一番のデメリットは内容の薄さです。
短時間であるがゆえに、長期インターンシップと比較すると学べる内容はどうしても少なくなってしまいます。
やっぱり時間が短いのはどうしようもないよね。
そうだね。既に就活が進んでいる人にとっては物足りないかもしれないな。
1dayインターンシップは短時間で参加できるのがメリットですが、反対に吸収できる内容が少ないのが難点です。
また、時間が短いため、実務スキルを身に着けることは難しいと考えていただければと思います。
もう十分に業界研究や企業研究が進んでいて、行きたい企業のことをたくさん学びたい人は1dayインターンシップではなく、長期インターンシップにチャレンジすることをおすすめします。
内定に直結することは少ない
早期選考で内定と取りたい学生さんにとって無視できないデメリットはこちら。内定に直結することは少ないという点です。
もし、あなたが既に行きたい企業が明確に決まっており選考を有利に進めたいのであれば、1dayインターンシップはおすすめしません。
ただ、ここで注意したいのは、きちんと企業研究をしたうえで志望企業を決めているのか?という点。
中には企業のイメージだけで志望企業を決めている学生さんも少なくありません。
正直、忙しい工学部生で3年生の夏前に業界研究や企業研究がしっかりと終わっている方はいないと思っています。
もしあなたが志望企業を「大企業だから」「給料が高いから」というざっくりとしたイメージで志望しているなら、一度1dayインターンシップでいろいろな企業を見てみることをおすすめします。
1dayインターンシップで知見を広げてみると、今まで知らなかった企業に出会えるかも!
視野を狭めずにいろいろな知識を吸収してみよう◎
1dayインターンシップに参加する際のポイント
1dayインターンシップのメリット・デメリットがわかったところで、実際に1dayインターンシップに参加するポイントをお伝えします。
私の失敗談を踏まえてお伝えします。これらのポイントを抑えれば、無駄がなく学びの多い1dayインターンシップになること間違いなし!
それでは、ポイントを一つずつ確認していきますよ!
気になっている業界・企業のインターンシップに参加する
こちらは私の失敗談その1から学んだポイントです。
過去の私は、とりあえずインターンシップに参加しよう。インターンシップに参加できないよりマシだ!と考えました。
興味が全くない企業のインターンシップを含め、3か月で15社以上の1dayインターンシップに参加してきました。
私が参加してきた企業の一例は以下の通りです。
- ITベンチャー企業
- ドラッグストア
- 大手医療機器メーカー
- 自動車部品メーカー
- 地域密着型の中小企業
もちろん、それぞれの業界のことを勉強できましたし、この経験があったからこそ行きたい業界を絞ることができました。そのため、この選択に後悔はしていません。
しかし、今考えると少しでも興味のある業界に絞って参加した方が、インターンシップ以外のことに時間をかけられたかな、とも思っています。
工学部生は比較的行きたい業界が決まっていることが多いです。
(自動車業界、化学メーカー等)
そういう時は、行きたい業界のインターンシップに時間をかけてほしいなと思います。
とにかくインターンシップに参加しないとダメ!という波に乗せられることのないようにしてください!
予定を詰め込みすぎない
こちらは私の失敗談②です!
私は1dayインターンシップ以外にも、就活セミナーやエントリーシートの添削面談などに参加していました。
そのため、5月には週8で就活イベントが入っていることも・・・。
インターンシップにも週2回以上参加していました。
週8!?そんなに必要ある?
正直ここまではいらなかったな・・・
ただでさえ授業やアルバイトで忙しい工学部生がここまでたくさんの就活イベントを入れると早々にパンクすると思います。(私もパンクしかけました・・・。)
早くに就活を頑張りすぎてガス欠になっては元も子もありません。
自分に合ったペースで、予定と相談しながら就活を進めてください!
1dayインターンシップは多くても週1程度にするのがおすすめ◎
参加する際の目標を立てる
こちらは私がやって良かったことNo.1です◎
1dayインターンシップに参加する際は必ず目標を立ててください!
目標かぁ。全然思いつかないけれど、どんな目標を立てれば良いのかな?
簡単なもので大丈夫だよ!
実際の目標例を以下にまとめてみました。1dayインターンシップ初心者さん向けと中級者さん向けに分けてまとめたので、参考にしてみてください!
初心者さん向け1dayインターンシップの目標例
- 企業の人に自分から1つ質問してみる
- グループワークで自分から3回発言する
- 参加中に気づいたことを5行以上メモする
中級者さん向け1dayインターンシップの目標例
- 企業の人に質問をしたら、もらった答えにさらに質問をしてみる
- グループワークでリーダーをやってみる
- グループワークの発表を担当してみる
なるほど!私は今度初めて1dayインターンシップに参加するから、初心者さん向けの目標から選んでみる!
ばっちりだね!インターンシップへの参加が3回目くらいから中級者さん向けにチャレンジしてみよう!
まとめ:工学部生こそ1dayインターンシップを活用しよう
それでは、本記事のまとめに入りましょう!
今まで1dayインターンシップに参加しても無駄になるんじゃないかと不安だった。
だけど、この記事を読んでポイントを押さえれば1dayインターンシップも有益だとわかって安心したよ!
それならよかった!
一緒に自分が納得できる就活ができるようにがんばろう!
この記事が1dayインターンシップに疑問や不安を感じている人の一助になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。以上、しゃちほこでした!